今週あたりの読書まとめpt.1

論座 2008年 05月号 [雑誌]

論座 2008年 05月号 [雑誌]

度重なる雑誌創刊にむけて、ゼロ年代の言論。東浩紀佐々木敦宇野常寛雨宮処凛中森明夫岡田利規本谷有希子など。勉強させていただきました。ところで少し分かってきたが、宇野さんはいわゆる何の生産性もない「馴れ合い」が嫌いなんじゃなかろうかと思いました。

俺は町山智浩さんのアメリカ文化(主にテレビだけどw)がものすごい好きだ。英語は話せないのは当たり前で飛行機も乗ったことがない俺だが、アメリカに行ってテレビを見たいという欲望が膨らむ。こういう本を読んでおくと全く話題に困らない。

萌える男 (ちくま新書)

萌える男 (ちくま新書)

某友人に薦められて。しかし、「萌えない男」への憎悪をひしひしと感じる。萌えない男はセックスしたいがために女を取って変えるように使い捨てていると。総論的な内容なので読んでいて特に刺激もなかったですが、この点は全く同意できない。いくらなんでも「萌える」「萌えない」で人間を二分するのはラジカルすぎて無理がある。俺はこの島宇宙にはいない。ただ、こういう島宇宙がひとつでも残るように願うばかりだ。