K君から頂いた課題図書
動物化するポストモダン オタクから見た日本社会 (講談社現代新書)
- 作者: 東浩紀
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2001/11/20
- メディア: 新書
- 購入: 42人 クリック: 868回
- この商品を含むブログ (597件) を見る
小さな物語から繋がる大きな物語の凋落=ポストモダン
小さな物語と大きな非物語(データベース)の共存と乱立
理想の時代(戦後)→虚構の時代(シラケ70年代)→動物化の時代
「動物化は身体の重視である」と東さんはどこかで述べてましたが、「ケータイ小説」凄く分かりやすい動物化消費ではないだろうかと思う。すなわち「レイプ」「妊娠」「挫折」「死」というデータベースを組み合わせることで小さな物語(女子高生でも読める安易な文体)を形成し、正に「泣く」という身体的な行為のためにそれを消費する。これ間違ってる?てか東さんは絶対どっかで言及してるはずだ。