渋谷レコ村(一部)

「future-tracks-R」を見てたら、渋谷レコ村について書きたくなったので、こないだダラダラと歩きながら写真取ったので書いてみる。レコ村といっても、テクノ盤を扱った店にしか行かないのですが。

去年12月Ciscoの店頭が全部閉店した。で、10月に通販も廃業。衝撃でした。Ciscoといえば、僕が上京してきて渋谷に初めて来た時に(いわゆる御上りさん状態ですが)やっとの思いでたどり着き、そこで初めて店頭で12インチレコードを(店頭で)買った思い出がある(そして、シスコテクノ星川慶子店長に視聴不可なレコードを視聴していて怒られた記憶があります・・)。3年以上前のことですね。それで、やっぱり思い出は尽きないわけですが、やっぱり、「行くと誰か(主にDJの方)がいる」というのはとても胸が躍ったものでした。田中フミヤとかタサカとか後、瀧見サンとかもいた覚えありますよ(かの有名な<田中フミヤも購入!>という奴ですね)。Ciscoは海外とリリースにギャップがないのと、あとバイヤーの方がやっぱり一番情報を持っている、という印象がありました。なのでかなりディープなものでも面白いものならとりあえず何でも入ってくる、そんな感じの店でした。

それで今・・

一応全く別のレコード屋が今でもあります。いわく4つ打ち専門店「ディスク・ジャム・レコーズ」。開店直後、一度店に入ったことがありますが、テクノというよりはウワモノハウスぽいものが沢山あるような店でした。シスコハウス館part2はテクニクスの機材販売店、part1は全く別のカフェみたいになっていました。

んでシスコ坂降りると、マンハッタンレコーズがありました。ツボを押さえたようなレコード(あとジャンルに幅広く、店内も幅広く結構ナンデモ)あるような)雰囲気がありましたがここも店舗が閉店。今は服屋だけが残っています。こんな感じ↓
 
店舗があった地下一階に下りたら、かなり寒いことになってました。大量のフライヤーが懐かしいです。

センター街のほうに歩いていくと、DMRこと「ダンスミュージックレコード」があります。店内がめちゃくちゃに広くて、小綺麗な雰囲気とそんなかんじの人たちがたくさんいる店です。ここは、

まだあります!!!!!!!!!!賃料も半端ないはずですが、何故か生き残ってる。(みんなDMR大好きらしいんですが、)僕個人としてはこういう店は長居しづらい(&あんまり入荷品が好きじゃない・・)のであまり好きではありませんが、それでも今やかなり貴重です。あとこの店が変わってるのは、突然何の予兆もなく名作が入荷してる時がある。それが新譜と並んでてビックリすることが多々ありました。これからも頑張って欲しいと切に願うばかりです。

つぎ。吉本∞ホールの目の前。名前は忘れましたが、変則系のクリックやらテックハウスをかなり早い時期から集中的に扱ってたレコード屋がありました。あまりにもマニアックな作品ばかり扱っていたので

いまは床屋になっています。この店は某DJが現地で入荷を担当しているので、かなり先見の明がありました。時代がもう少し早ければと今になって思います。(あと何故かよく停電してた。)

この店も∞ホールの目の前なんですが、スパイスレコーズ(1号店・2号店)。ここはテクニークの中古盤を扱う店だったわけですが、

潰れてました。今はビルも無くなりつつあるwwというか僕はとにかくスパイスレコーズ大好き人間でした。中古盤が山のようにあって(値段もリーズナブルでした)、A〜Zまでアルファベット順に全部掘っていくわけですよ、そうすると1時間じゃすまない。この面倒くささがいいんですよ。「自力で掘る」この精神が崇高なのです。何でみんなこの店に行かないのか、意味不明摩訶不思議でした。とにかく量が半端じゃないので、2日連続で来店・・・みたいなこともままあった。

で、その親会社テクニーク。

健在です!!!素晴らしい!!ここは佐久間英夫のもとシスコテクノの健全な精神を引き継いで商品を店頭に並べてる感じの店です。視聴がかなりフリーな感じなのでストレスもない。佐久間店長がいかにもテクノ好きそうなしゃべり方をします(そうです!あの感じ・・)。とりあえず、ここがあれば大丈夫。セーフティネット・・まだ安心です。健全な消費者(?)はレコードを買う場合、テクニークで買ってほしいところ。

最後。ディスクユニオン渋谷店。

当然あると。ただ若干中古盤(CD含む)の値が上がってる印象を受けました。なかなかレジに持っていけない。あと視聴が2枚ずつなので、結構無駄な時間が発生してしまいます、悲しいことに。


というわけでダラダラ書いてきましたが、こんなところで。