BRAINZに行ってきました。

昨日は論戦で疲弊し、今日は家でゆっくりしていようと休養を決め込んでいたのですが、ブログサーフィンしていたら、ばるぼらさんの日記に「BRAINSの資料が消えた!」という悲痛な文章を発見し、これは行かねばなるまいとなぜかやる気になって(なじぇ?)、本来チケットは売り切れてたんですけど、HEADZに直接電話で問い合わせて、受講してきた「誰も知らないサブカルチャー考古学」。80半後半から90年代前半までの音楽関係の固有名詞を経由しながらパリペキンレコーズにいたるという充実した内容でしたが、ここ最近の90年代特集なんかを読み漁っていてもとても発見できないような、というか誰も語ってこなかったであろう情報(というかほとんど固有名詞で構成された講義であった!)がそこにありました。やっぱり僕より上の年代の方達が多くてふんふんとうなづかれていましたが、僕が上京してきたのはゼロ年代後半なので(僕は固有名詞を記憶するのが得意なんですけども)この時代の音楽やショップなどもろもろの固有名詞というのは正直よく分かっていなくて非常に勉強になったし、その時代の音楽は別にノスタルジーの対象でも新鮮さもないけど、それでもかかっていた曲は面白いと思った。90年代は色々ゴチャゴチャしていてサブカルっぽいなぁーいいなぁーなんて思ったりもしたけど、やっぱりもう90年代は帰ってこないと思うし、そこが<サブカル>なんだとしたら、(これはじつはみうらじゅんが言っていたことだけれども、)結局サブカルって世代論じゃね?という恐ろしい結論に至ってしまうので、今日はもう考えるのを止めにしたいけど、無理っぽい。

来週から続くイベント地獄。なんとか勉強していきたい。来週ウチの学校に柄谷行人が来るらしいが、とりあえず「世界共和国」が積読になっているので読んでいこうと思う。