文学フリマまとめ・・終了

【HEADZブースにて】
文学フリマ。すごい人が多かったです。繁盛してました。「サブカル・イズ・デッド」なんて完璧嘘だね。と思いきやゼロアカ含めオタク論壇が活気付いていたようで、さすがゼロ年代。もう少しでサブカルなんて圧殺されるね、きっと。
えと、結論から言いまして「ぼくらの島宇宙」は40部売れました(60部もってたんだけどね)。いやーHEADZって凄いですね。さすが、<最後の90年代>(←これ俺が考えた、どう?)こと佐々木敦。恐るべし。雑誌を買っていただいた方ありがとうございました。HEADZの皆さん、ありがとうございました。(HEADZの人は何故かみんな良い人だった、本当に謎)HEADZの看板だけお借りして、感謝感激雨嵐です。
自分の雑誌について、少し言及しておきます。まず「言論コピー&ペースト問題」(どこかに書いてあった文章をそのまんま転載してるってことじゃなくて、オリジナルじゃない言論や思想、発想から精製した雑誌ってことです。)なんですが、これはある意味では確信犯的にやっています。いやっていうか、そうやって作らないと、書けないし、何にもいえない。←ゼロ年代っぽいね。でもこれは間違いなくそうで、そこでムカつかれたり、既視感、既読感があって面白くないよって言われても、今のところ仕様がないとしかいえないんですね。じゃあ、雑誌なんてやる意味ないじゃんって言われても、書きたいんだから仕様がないじゃんとしかいえない。
しかし、恐ろしくストレスフルな時間でした。常に「こんなもの買わないほうがいいよー」っていう感情と「売れなかったら悲しいから、買ってー」っていう感情、なんともいえないアンビバレンスに苦悩しながら、凄い疲れた。
*雑誌の印刷に関して不備などあれば、メールしてください。

ゼロアカにて】
ゼロアカの勢い(ってかあずまんのそれ)凄すぎだった。ほとんどのブースが500部完売!っていうか思ったんだけど、ニコ動は分かるにしても、あの場に百合なんか興味がある人って500人もいたんだろうか?いやむしろ百合(内容)なんかよりもゼロアカakaあずまんっていうゲームに乗りたいんだな、みんな、俺もそうだし。時間性を導入するなんていう混乱もありつつ、オタク論壇の凄さに感嘆する今日この頃の私でした。
個人的には『新文学』を応援してたわけだが、残念ながら落選。ある意味予想通りの『Xamoschi』は太田点0点で落選。個人的に読む部分が多いのは、この2冊。『チョコレートてろりすと』は買ってみたが、とにかく百合の知識がほとんどないので挫折。『ケフィア』は人一倍間口を広く取っているようだけど、読んでみないと分からない(でも面白そう)。『最終批評神話』は表紙と企画で買い。しかし、寄稿に関しては濱野智史さん大活躍ですね。内容もかなり突飛なものからしっかりしたものまであるので楽しませてもらってます。

【他に買ったもの】
テルテルポーズ/佐々木敦5時間、用事でいけなかったので助かります。
アユラ、エクセス/ポモ研究会。ニコ動とポモ論と政治。若くても賢い人っているんだなー。
クリルタイ/なぜかおれのことがのってた
delay/何気に目立ってた。特集(<わたし>氾濫時代)が気になって購入。
RH/1号が面白かったし、安くなっていたので買い。
佐々木敦(超)赤面作品集(妄想誌編)/ある種、文章の暴力性を感じた。紙媒体でも精神的ブラクラってあったのね。
アラザレ/媚を売るつもりは微塵もないけど、目から鱗の方法論。びっくりなおもしろさ。チームだからできる批評。「これはもっと評価されるべき」