よんだもの

さいきんよんだものきいたものでおもしろかったもに少しコメント。

土佐有明・著『Works1998-2008』
http://d.hatena.ne.jp/ariaketosa/
音楽〜演劇まで。批評対象が完全にいわゆる前期QJ的なにおいがして嬉しかった。個人的には『時をかける少女』『ハルカリ』批評、『コーネリアス』『本谷有希子』インタビューなどが良かったです。

BRAINZ批評家養成ギブス・編『アラザル
http://gips.exblog.jp/
文学フリマにいけなかったので高円寺の円盤で購入。まず500円は安い!佐々木敦三万字インタビューは読者的論点からそれを行っているので、知らない佐々木敦を窺うことができた。ところで<ジャンルを貫通する批評集>などとありますが、それが実現しているとは思えません。批評の難しさを感じた。

読了していないが、ようやく手をつけ始めた名著。膨大なディスクを聞き、取材を行っているという<意気込み><渾身><時間>的な充実を感じる。作家<ジャーナリスト>の凄みを感じた。デトロイトが好きな方は是非って感じですが、僕はそんなに好きじゃありません。

ミニコミ特集。いよいよ良く分からないスタジオボイス。でも買って読みました。ミニコミを紹介する文章がいくらないんでも少なすぎる。もはやカタログ的機能すらも失ったか。しかし、この時代、企画のラジカルさだけは凄い・・。ミニコミってブームなの?俺のマイブームなの?詳しい奴ちょっと来い。

Review House
見開き2ページの批評実験。特に感想はありません。

NU
http://nununununu.net/
対談の垂れ流しです。しかし、対談がよいよい