お笑いクラッシャーktkr

お笑いの祭典『M-1』『R-1』をはるかに凌ぐ規模の『S-1』が発足。ソフトバンクモバイル孫正義社長が29日(木)、都内で行われた新商品発表会の場で、月間チャンピオンに1千万円、年間チャンピオンに1億円、賞金総額2億2千万円という破格の新たなお笑いの祭典『S-1 BATTLE』の立ち上げを宣言。No.1決定戦はテレビで全国放送することも決定した。

会場にはロンドンブーツ1号2号キングコングら芸人が駆けつけた

 ソフトバンクがビッグプランを打ち出した。漫才、コントなどネタのジャンルや芸暦を問わずに行われる同大会は、毎日2組の芸人がモバイル上でネタを披露し対戦し、それをソフトバンクユーザーが投票で勝者を選出する。月々で月間チャンピオンを選出し、最高12組による年間チャンピオン決定戦を開催する運び。年間チャンピオンの賞金は1億円で、お笑いコンテストでは最高額。月間チャンピオンにも1千万円の賞金が用意される待遇で、さらに年間チャンピオン決定時にはユーザーにも抽選で1千万円が当たることが発表されると、会場はざわめいた。

これまず普通にひくよね。1億円って本当に人生を変えてしまう金額というか(そうかんがえるとM−1の1000万円という額は微妙なラインですけど悪くないですよねー)そもそも「あーこの人1億もらうんだなー」っておもたら全く笑えないのは僕だけでしょうか?←これは俺卑屈だからか?まぁ人間は大体卑屈なので、いやむしろ卑屈さを商売にするような職業に、こんなにお金あげてそんなに面白いか?税金で引かれるにしても(それで「手取り1000万円です」だったらちょっと面白いが・・)1億という額はちょっと馬鹿みたい、というか馬鹿です。やっちまった感というか、ジャンプ的世界観でいうところの打ち切り直前マンガにおける狂気のパワーインフレを思わせます。とにかく正直かなり気分悪い。
端的に言ってお笑いブームの終わりが見えたというか、とはいえおわったとしても、毎月勝ち取った1000万円の賞金は口座に溜まっているわけで(←すげえなww)。まぁお笑い芸人だったら賞金1億円でDOCOMOの携帯を何万台も買ってみるとかしてください、お願いだから。
バブルってこうやって始まるんだな。5年ぐらいしたらみんな思うわけです「おわらいに1億円賞金出してた馬鹿な時代があったもんだ」と。そしてそうやって語る頃に確実にお笑いは死んでいるのです。


そして、俺の好きな「S−1」はひとつでいいのです。